潜水艦バーとそれに付随する妄想備忘録

今年の3月某日、大阪にある潜水艦バーに行きました。
個人的に見返してほくそ笑むための日記

お店のネタバレ・写真とポラタンへの妄想を含みます

 

ここです

X上でみんながよく行ってるとこです。

噂通り、お店の入り口を見つけるのが高難度でした。
今回は訪問歴のある方に案内いただいたのでたどり着けましたが、初見者があのお店を見つけ出すのは至難の業なのでは?と思います。下町の住宅エリアで、ふだん地元のひとしか通らないんじゃないかというところにありました

写真を撮るのを失念したので記録がないのですが、お店の外観からとっても潜水艦。陸にあるのに潜水艦。ディズニーシーの「海底2万マイル」をさらに本格的にしたような雰囲気で、特にドアの作りこみが重厚で圧倒されます(なんと貧弱な描写なのか)

内装です。写真を撮ったとしても、それが記録として役に立つかはまた別問題である、というのが端的にわかるクオリティです

おひとりで切り盛りされていて、飲み食いはスローペース、雰囲気を楽しむような印象でした。自分のような観光・見学気分のひとも多いので、初来店でも居心地の悪さはなく、混んでいなければゆったり過ごせると思います。ただしメニューがないので、何を頼むか決めていったほうが良さそうです
(私が訪問したのが土曜の夕方で、その時点ではまだ客足は落ち着いていました。夜が更けていい時間帯になるとどんどこお客さんが増え、最終的には通路まで人で溢れかえっていました。お店のレビューにもそのようなコメントが多いです)

私やご一緒した方々は、カウンター席の反対側にある、奥まった小上がりのテーブル席で過ごしました。ここがとても良かった。壁面や天井、あるいは自分が座っている椅子(のような台というのか)や床など、とにかくさまざまな潜水艦らしい装備を観察できました。今回上げた写真はすべてその席から撮影しています
また、暗い照明の中、狭苦しい空間で食卓とも呼べない台(褒めています)に酒や乾き物を置いて、ボソボソちびちびやるのが、まさに妄想していたポラタンライフでたまらなかった……
トラ男の部屋以外のポラタンの内装をまともに描いたことのない、モグリのような私ですが「いつか(部屋とも言えない)狭い詰所みたいなスペースで、ノベロ面子でだらだらしゃべっている様子を描きたい……」という野心を抱いているので、今回まさにそのような空間にいられたことはとても良い経験となりました

ディテールの話をすると、当日私は白い服を身に着けていたのですが、店内の赤色灯のような照明に当たると、その白い服の部分だけがはっきりと浮かび上がるように目立つんです
至極当たり前な話なんですが、だからハートのクルーはみんな白つなぎなのか(消灯後の夜間作業で無用なトラブルを避けるため?)とか、べポは白のつなぎだと全裸みたくなるからひとりだけ色違いなのか(これは船長の贔屓という線が強そう)とか、トラ男は船長だから特別待遇で帽子だけ白なのかとか、まあいろいろな妄想が湧いてきました。こんな灯りの中さまよっていたら、ゾロの髪色の方はとっても目立つだろうとかね…

何が言いたいかというと、私のような者にとっては、たいへん元気のでるすばらしい空間だったということです。ひっそりしっぽり妄想に浸りたい同志の方には、ぜひ訪問をおすすめいたします

この経験を活かし、将来的には来た見た描いた!となりたいです