【完売】消えない残光

2022年8月 SUPER COMIC CITY 関西 28「超GRANDLINE CRUISE 2022夏」、その後とらのあなにて頒布。会場分のみポストカードが付いていました。人生初の同人誌

基本情報

印刷会社:ポプルス様
表紙:マット加工
本文:コミック紙
制作ソフト:CLIP STUDIO PAINT PRO

あらすじ

鬼ヶ島討入り直前の負傷にふてくされて旅籠にこもるトラ男のもとをゾロが訪れるはなし。

 

与太話

  • タイトル
    「残光」は強い光を見た直後、網膜に光の色や影が残る現象の意で使った。元々「残照」という言葉を先に気に入りストックしていたが、こちらだとしんみりしすぎる(山肌に残っている夕方の陽の光って・・・あまりにもおしまいの景色)ので、若者同士の色恋らしくもう少しスパークした印象の「残光」を採用。お互い強烈に思い合っているので消えない!
  • 内容についての思い出
    当時のメモ(イベント直後にTwitterのスペース機能を使ったサークル参加者によるオンライン座談会があり、私は主催の方にアンケートのみ回答していた)を見ると「視覚的には、目の前の相手の姿から思い起こす、かつての相手の姿というのがテーマ」と残してある。現在(終戦後) - 過去①(旅籠) - 過去②(ルフィセンパイ号) という時間軸になっているので、過去①・②パートではコマ枠外の色がそれぞれちがう。
    「ゾロの言動から“自分がいかに大切に思われているか”という実感を重ねるトラ男」というのが大筋の内容。負傷者を抱けない、という伏線を回収して概ね満足した記憶がある。わざわざ気配を追って出向いたり、ケガをかばって抱かれる側を了承したり、果ては上に乗って動いたりと、いま(2026年5月)読み返すとゾロがトラ男に歩み寄りすぎな印象。人がそのように行動する力学の根拠として恋愛感情というのは便利すぎる
    コマ割り・ページの切り替えや画面の遠近については過去いちばんこだわれた話だった。ゾロがほだされてベッドシーンに切り替わる前後や、3連コマで時間軸が切り替わる場面は、意図したとおりの印象となるよう描けた。
    正直画力はかなり拙いが当時の精一杯なのでほほえましく思う。描くオタクを再開してから1年くらいはクリスタのGペンの描き心地をすきになれず、今では信じられないが、複数種類の太さのデフォルトの鉛筆ペンを作り、それでマンガ内のすべてのものを描いていた。どーりでこんな芋っぽい線だよ・・・